

イギリスのケンブリッジ大学(Cambridge ESOL)が実施しているケンブリッジ英語検定は、イギリスだけではなく、オーストラリアやカナダ、ニュージーランドなどの英語圏をはじめ、世界中130ヶ国以上で実施され、年間200万人以上が受験する、英語を母国語としない人のための試験です。一般的な日常会話からビジネスシーン、教育の場にいたるまで、あらゆる場面での英語運用能力の証明として高く評価されています。世界で最も広く認知されており、生涯にわたって世界標準の英語力の証明となります。
ケンブリッジ英検の主な試験とレベル
試験 |
レベル |
|---|---|
| CPE Certificate of Proficiency in English |
英検1級以上 、 IELTS 7.5 、TOEIC 950点以上、TOEFL 600点以上に相当。 イギリスの大学入学許可の基準となる最上級レベルの試験。 |
| CAE Certificate in Advanced English |
英検1級 、 IELTS 6.0〜6.5、TOEIC 900〜950点、TOEFL 525〜550点に相当。 仕事で英語を使用するプロフェッショナルな人向け。イギリスの大学・大学院入学の際の英語証明書としても有効。 |
| FCE First Certificate in English |
英検準1級、IELTS 5.5、TOEIC 800〜900点、TOEFL 500点に相当。英語を日常的に使用する職場で働きたい人向け。 |
| PET Preliminary English Test |
英検2級 、 IELTS 4.5、TOEIC 350〜500点 、TOEFL 380〜430点に相当。 英語圏での日常生活が送れるレベル。高校、短大、大学生向け。 |
試験内容:FCE〜CPE
| 1. Reading 2. Writing 3. Use of English 4. Listening |
1.〜4.は同じ日に実施 |
|---|---|
| 5. Speaking | 5.は別の日に実施 |
- 2.Writing:タスク1と2があり、タスク1は共通問題、タスク2は選択問題。
- 3.Use of English:文法問題。
- 5.Speaking:2人(または3人)1組で受験。個人課題と共同課題がある。
試験内容:PET
| 1. Reading 2. Writing 3. Listening |
1.〜3.は同じ日に実施 |
|---|---|
| 4. Speaking | 4.は別の日に実施 |
判定
- PETでは、A〜Dの評価がされ、Bまでが合格。
- FCE、CAE、CPEでは、A〜Eの評価がされ、Cまでが合格。
- ケンブリッジ大学が問題作成。全世界で実施された試験問題は、すべて回収され、ケンブリッジ大学に送られ、そこで採点される。合格者には大学から Certificate が発行される。
語学学校でのコース受講条件
| CPE | 学校に相談。1人でもクラス開講の場合と、CAEと合同クラスになる可能性がある。 |
|---|---|
| CAE | Advanced以上。 エントリーテストの結果による。 |
| ↑ かなり大きなレベルの差あり! ↓ |
|
| FCE | Upper Intermediate以上。 エントリーテストの結果による。 |
| PET | Pre Intermediate以上。 エントリーテストの結果による。 |
スタッフからのコメント
FCEとCAEの間にはかなり大きなレベルの差があると言われます。語学学校の先生も、仮に生徒がAdvanced クラスにいても、日本人には「まずはFCEを」と勧めます。一方、ヨーロッパ人はいきなりCAEを受講したりするので、不公平感も否めません。 しかし、日本語は語学体系がヨーロッパの言語とは全く異なるため、Writingにおける文章の構成1つとっても、全く組み立てが異なります。日本人が得意とする「正しい文法」だけでは太刀打ちできない現実があります。 まずは余裕をもってFCEからスタートし、Cambridge英検のスタイルそのものに慣れながら、確実にFCEをとる。余力があれば、さらにCAEにチャレンジする、ということをおすすめします。
